スピッツのデビューアルバム「スピッツ」の4曲目「五千光年の夢」
五千光年の夢
作詞・作曲:草野正宗
この曲はギターとドラムの曲だと思っています。
イントロのところとか、ちょいちょいひょっこり出てくる三輪テツヤさんのギター(悪く言っているわけでは決してありません。好きです)、﨑山龍男さんのダン!という乾いたドラムの音が、この曲をビシッと引き締めつつ、なんだか可愛らしい感じにもしているように思います。
2分44秒と短い曲で(Wikipediaでは2分42秒と書いてありました)、アルバムに入っている歌詞カードではたったの8行。
でも、その短い詩の中でも、草野マサムネ節がこんもり詰まっています。
そもそも、「五千光年の夢」ってなんじゃいな、ですし。
※引用部分はすべて「五千光年の夢」の歌詞引用
すべてが嘘だったとわかった
の次の歌詞が
お弁当持ってくれば良かった
でずっこけて
頭ガイコツの裂け目から 飛び出してみよう
なんてお誘いにものりたくなっちゃって。
淡い緑のシャツを慌てて着て、急いでつくったお弁当を持って、ゆがんだ天国の外で一緒に照れ照れしたいなって思うのです。
でも、なんだか寂しい。
一緒にいるのになんだか寂しいなって思っていたら目が覚めて。
結局、夢で終わっちゃう思い。
それでも。五千光年の夢が見たいな。
ラララララー ラララララランラー ララララーラーラー♪