スピッツのデビューアルバム「スピッツ」の3曲目「ビー玉」
ビー玉
作詞・作曲 草野正宗
デビューシングル「ヒバリのこころ」のカップリング曲です。
おまえの最期を見てやる
「ビー玉」の歌詞引用
という歌詞から始まる「ビー玉」。
この曲の私のイメージは2つありまして。
1つ目は、タイトルにも書きましたが、「ビー玉(タマシイ)をころがしながら生きている」というイメージです。
ビー玉をころころところがしながら生きて、他のビー玉(他の人のタマシイ)と触れてチィパチィパと音を立てながら繋がって。
そしていつかは
パチンとひび割れて
みんな夢のように消え去って
「ビー玉」歌詞引用
終わりが来る。
2つ目のイメージは、死神がビー玉(タマシイ)をころころところがしているイメージです。
限りのある儚い命の人間の、いろんな色のビー玉(タマシイ)。
それを死神がころころところがして、他のビー玉とぶつかって「チィパチィパ」と音がなる。
デビューアルバム「スピッツ」には「死神の岬へ」という曲もあるので、そんなイメージを持ったのかもしれません。
私はどっちのイメージも好きなんですけど(自己満足!)、初めに紹介したイメージをここでは押したいと思います。
「ビー玉(タマシイ)をころがしながら生きている」と考えると。
タマシイころがせ
「ビー玉」歌詞引用
この「タマシイころがせ」って「生きよう」という意味に取れると思うんです。
どうせ死んじゃうんだからさ、死に急がなくていいんじゃない、生きようよ、って言われているように思えるのです。
「ビー玉」はスローなテンポの曲調に、物悲しいハーモニカの音色がきゅーんとタマシイ(ビー玉)を締め付ける曲だと、私は思っています。
ヤーヤヤヤー ヤヤヤー ヤヤヤーヤー♪
※「ヤーン♪」か「ヤー♪」かわからなかったので、福岡県民は体育などで立つ時や座る時に「ヤー!」と掛け声をかけるので、「ヤー」にしておきました。
(私は福岡県民です。草野マサムネさんは福岡県出身)
あと、「ヤ」をたくさん並べるとゲシュタルト崩壊が起こる…。